泣かないで。北関東にさわやかはなくとも、爆弾ハンバーグはあるから「フライングガーデン所沢下富店」(埼玉・所沢)

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大宮生まれ、春日部育ちにとっては、フライングガーデンこそ魂! そして母なる大地! そこに我ら北関東+埼玉の子の悦びはあるのです!

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ハンバーグ好きの❤を捉えてやまない、静岡ローカルチェーンの「炭焼きレストラン さわやか」。でかくてまんまるでマッシブな”げんこつハンバーグ”は、レア寄りなのにジューシーさが極まっていてめっちゃうまーい。

でも。混んでいますよね、さわやか。いつに行っても。

だから「ハンバーグといったら、さわやかでしょ」という皆さまに、北関東ローカルチェーンの「フライングガーデン」の存在をお伝えしたいのです。ウマいのよ! こっちの”爆弾ハンバーグ”も!

   

 

やっぱりでかくてまんまるでマッシブなハンバーグで、前後左右上下のどの方向から見ても肉塊魂。ごろごろ。

真ん中をぱかーと割って、断面をアッツい鉄板に押し付けて焼くのはさわやかと同じだし、フラガ&さわやかより前から、ラグビーボールスタイルなハンバーガーを提供していたハングリータイガーも一緒。さすがに厚みがありすぎて、まんまるのまま火を通すのが難しいんですね。

さわやかと比べると、店員さんの力がこもってる。半分に割ったハンバーグを鉄板に押し付けるときの力が強い気がしています。だからさわやかより、火が通ってる。たくさんの脂が溶け出して、焼き上がった表面が決壊して吹き上がってる。

個人的見解で偏りのある趣味趣向によるものですが、フライングガーデンのハンバーグの美味さはここにアリ、と思っているんです。赤身がなくなるまで、ウェルダンまで焼き上げてこそ美味しい!と。メニューには「ミディアムがおすすめです」と書かれていますが、もう一歩踏み込んでいいと思うの。もしくは彼らのいうミディアムは、いわゆるウェルダン仕上げと同意だと思うの。

そこまで火を入れて脂を落としても、パサパサにはならない肉質だからこそ、表面のカリッとした仕上がりを強化したい。アッツアツにできるというバフもつくし。

噛み締めたとき。カリッときて、ホクッとした中の身から、肉汁の旨味がぎゅーっと広がっていく感じ。いやー、うめーなー。

タルタルステーキのようなレアさがあるハンバーグこそ正義だっ!という皆さまにおかれましては、静岡県を目指したほうが幸せになれます。

でも、しっかりと火を通したハンバーグも好きという皆さまにおかれましては、群馬か栃木か茨城か埼玉のフライングガーデンにハンドルを向けてみてください。そして250gのキングサイズ爆弾ハンバーグを、ぜひ!

そしていま気がついた。千葉にもフライングガーデンの店舗、あるんですね。

フライングガーデン