ホルモン炒めた。ホルモン炒めて出た旨味がラーメンスープに溶け込んるよ。旭川のモルメン、こりゃあ旨すぎる(ホルモン特集2/3)

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ホルモンの脂の甘味たっぷりスープ、やばいでしょ。完飲したくなる気持ちがモリモリ盛り上がっちゃってそりゃもう大変さ。

豚骨魚介のダブルスープを、分厚いラードの膜で覆っている旭川ラーメン。盆地ならではの雪深い地だからこそ、熱々のまま食べられるラーメンが浸透したのでしょうか。

現地にある名店の存在、そしてらーめん山頭火の全国・海外展開により、旭川ラーメンの味は広がりを見せました。しかし、多くの人の舌の記憶に残る旭川ラーメンとは違ったルートをたどった麺ロードがあります。それがモルメン、ホルメンこと、具にホルモンを使ったラーメンです。いわば、エネルギッシュな焼き肉ラーメン。美味しいと美味しいが愛と友情のバロムクロース。

発祥地はここ、「らーめん専門ひまわり」です。

らーめん専門ひまわりのモルメンは醤油、塩、味噌から選べます。その下にあるモルメン辛いの、モルメン激辛いのは確か味噌味だったはず。

どん。きました。

ねぎ、めんま、もやし、きくらげ、そしてその下には。

豚ホルモーン! 注文が通ってから強火でしっかり焼き上げたホルモンは香ばしさがトルネード、噛みしめると甘みのストレートがやってきて、味覚も嗅覚もがつんと刺激しまくりですよ。

そして豚ホルモンを使った野菜炒めのスープを醤油のスープをあわせる栄光のダブルスープをですね。

この麺が、全身にまとっているのです。ちょい固めの湯で具合なのは、スープを吸わせるためでしょうか。醤油の辛さとホルモン&野菜の甘みが1本1本の麺の隅々にまで染み渡っていて、ステップを踏みたくなる旨さなんですよもう。

店によりますが、ゴージャス★トッピングなお店って、麺よりチャーシューがメインと感じることがあるじゃないですか。中には「口のなかで溶ける様子をお楽しみください」って、ちょい冷えた状態で提供される。ラーメンという形式でコース料理を作り上げたいという気持ちはよくわかります。しかし旨味が渾然一体となった食神の化身も僕らは楽しみにしたいわけです!

本当に美味しいホルモンラーメンをいただきました。ごちそうさまでした!

らーめん専門ひまわり