一番搾りの糖質ゼロ。澄んだテイストが強化、サッパリお味でゴクゴクいける

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濃い味の料理、スパイス系の料理とめっちゃ合うでしょこれ。

現在、コロナ太りに悩まされる方が増えています。運動不足なのはいけないと思いつつも、ストレスを解消したくて自宅なのにがっつり食べちゃう飲んじゃう。そんなこんなタイミングに発売された新作ビールがキリンビールの「一番搾り 糖質ゼロ」です。ビールなのに糖質ゼロという、新たな神を生み出したのでしょうかキリンビールは。

2020年10月より酒税が変わったことで、ビールが安くなり、第三のビールこと発泡酒が高くなりました。そこで発泡酒カテゴリで人気の糖質ゼロ商品、健康志向な銘柄と戦うための一手というわけでしょう。

しかし大事なのは、味です。一番搾りは麦汁を濾過したときの、最初の一番搾り麦汁のみを使ったビール。雑味が極めて少なく、香りも華やかで、澄み切った味わいのビールです。

ここから糖質をカットすることでどんな味わいとなるのでしょうか。

シュワーっとした液体をグラスに注ぐと、芳しい麦の香りが広がります。うむ。これはまさしくビールの香り。他原材料のフレーバー感がある発泡酒とは違います。

泡をプチプチっと弾けさせつつ飲んでみると、ほう、軽い。ゴクゴクと飲めて、するすると喉に入っていく軽さがあります。ドライのような切れ味にパラメーターを全振りしたかのようなビールとは違って、刺激はノーマルの一番搾りと大きく変わりません。ただ苦味は強くなっているというか、甘みがなくスッキリさが強調されたことで、苦味が目立ってきているように感じますね。きれいなラガービールという印象でしょうか。 

アルコール度数は4%で、ノーマルの一番搾りの5%より低いし、カロリーも100mlあたり23kcalと控えめ。タンパク質も炭水化物も低い。発酵時に酵母が糖質を食べつくしちゃうことで、ラガーっぽい雰囲気になるのかな。

一番搾りのバリエーションだと思って飲むと、がっかりするかもしれません。一番搾りの、澄み切ったなかにある旨味は糖質が支えていたのかということを強く実感してしまいます。

でも個人的にはアリ。リピート確実です。ドライビールではないけど、ドライビールのように飲めるのがグー。塩味味噌味醤油味、いろんな味わいの料理と合わせて、クチのなかをリセットしたいときにも大活躍間違いありません。ビビッドな味わいのスパイスともマッチするはず。メキシコ料理とかとも合うかも!

詳しくはコチラ: キリンビール