麺と野菜がパリッとシャキッと。食は歯ごたえ大事ですと伝えたくなる日田やきそばを歌舞伎町で

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おやつといえばカップ焼きそば! さらさらのソースにまみれたゆで麺ってどの角度から食べても旨味of旨味でおいしいですよね。

でも「焼き」そばというからには、いい色に焼きを入れた焼きそばであってほしいと思うココロもあるのココロ。

そんな思いに囚われし東京の民よ。さあ新宿に出たついでに、アイラブ歌舞伎町ビル横にある「焼きそば かぶきち」に行くのじゃ。

ここの焼きそばが、大分県のB級グルメ・日田やきそばのテイストが濃厚でうまいっ!

キャンプめしでもあるでしょう。時々入ってるオコゲの部分の歯ごたえと香ばしさに「うましっ!」となることって。日田やきそばのポイントもそこ。麺全体はふうわり仕上がっているけど、片面はコゲ感出るまで焼いているから、カリッときて醤油混じりのソースの香ばしさがどはあっと爆発するんです。

また合わせるもやしが中心となった野菜たちはシャキシャキ感を残したもので、これまた噛んだときの歯ごたえがザ・メインディッシュ。

1品1品仕上げてくれるために、混んでいると時間がかかるみたい。でも大丈夫。ここはお酒のメニューもおつまみも豊富ですから。

さあてやってまいりました。焼きそば並(850円)です。

ソースをまとわせて蒸しただけじゃない。ソースと麺の焼き色もエッジを彩っている麺と、絶妙な火加減でシャッキリとしあげたモヤシ&ネギの融合がここに。細切りの豚肉もいい味出しているんですよマジ。歯ごたえだけじゃなくて歯ざわりもいい。

でもね。これだけだと、僕の中の日田やきそば欲はおさまりません。

日田やきそばといえば、生卵を落としてナンボでしょー。

そのまま食べてももちろんデリシャス。でも焼きそばってEDMのように常に展開がドゥンドゥンと変わりません。だから生卵を入れて転調をしかけたるんです。

カリッとシャクっと歯ごたえ重視のシーンもあれば、生卵をからめてスローなブギにしてもいい。さあ、あとはアクセル全開で喰らい尽くすだけだ。

いやあ、美味しかった。ごちそうさま!!!!!

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そころでこちらのかぶきちがある場所って、旧コマ劇前なんですよね。いまは新宿東宝ビルとなったあそこのほぼ前。

んで10年くらい前までは、やはりコマ劇の前に立ち食い焼きそばのお店があったのです。後楽そば 新宿店という、歌舞伎町の民のおなかを満たしてくれていた名店が。

いまでも思い出します。やきそば&天ぷらそば&炊き込み五目ご飯の、オールウェイズ炭水化物まつりが530円だった。20代のころはここでお腹いっぱいにしてから飲みにいってたなー。