1つ150円の豚まんなのに、どうしてこんなに旨いのか。舌の記憶に残る味ですよコレ「肉まん研究所」(東京・三河島)

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ごちそう豚まん、肉まん、中華まんってあるじゃないですか。まんじゅう生地は甘みがあって、具の旨じょっぱ味と重なって「いい仕事してますね!」と感謝したくなるヤツ。

すっごく好きなんだけど、丼的サイズな大きさで、1つ食べたら十分ってなっちゃうコ。

そういうお店にかぎって嬉しいことにいくつものメニューがあるんだけど、2個めいくかどうか考えちゃうトコ。

切ない。両手に花、右手に豚まん、左手に他の味のまんじゅうを持ちたいのに。

そんな僕の願いを、気軽に叶えてくれるお店がこちらの「肉まん研究所」さん。2020年4月、JR常磐線・三河島駅より徒歩数分の場所にある、テイクアウト専門の肉まん専門店です。

肉まん、の、研究所。名前の剛速球どストレートっぷりに惚れ惚れするじゃないですか。なんでも肉まんが大好きで、中国でも食べ歩き、現地で作り方を学んできたという、肉まん愛に満ちたオーナーさんがやっているお店なんですって。

肉まん研究所の中華まんの、まず何がいいのかってサイズがコンパクトなところ。だいたい、コンビニの中華まんくらいのサイズです。

お手軽サイズで、散歩の途中に喰らいつくのにピッタリサイズウェルサイズ。

そして、味もすばらしい。まずはスタンダードな豚まんを食べたんだけど、この小ささで、めっちゃグルメな中華まんとは初めて出会ったよ!

生地はふっくらもちもちで、滑らか。香りもよく、小麦粉の甘みをしっかりと感じられるものです。かといって重すぎはしない。職人技。

肉餡も、いい! 包子を割ると肉汁があふれ出す系ではなく、しっとりどまり。でも肉餡に含まれる…たけのこ…れんこんかな。野菜陣が豚肉の肉汁を支えているようで、噛みしめるとジューシー。豚の赤身がもつ強い旨味と、脂身がもつ甘みが急速に広がっていくのです。

それでいて、1つ150円です。コンビニの肉まんとあまり変わらないプライスです。すごい。コンパクトサイズということものあり、頬張って2口3クチで食べたくなっちゃう。

かわって、四川味噌肉まん(160円)。名前からして辛さにインパクトをおいた味付けと思いきや、ピ辛です。ピリまでもいかないくらい。最後にスパイスで、味をきゅっとしめて、もう1口たべたいという思いが止められなくなる優しい中華味噌味です。

こちらはたけのこ成分が多めで、シャッキリ感が立ってるおいしい。

他にもいろんなメニューがありますが、たぶんどの品も大人気で、品切れしている時間帯もあるみたい。

ネットストアでも購入できますが、ほかほかの、いろんな中華まんを食べて三河島散策したい方は、前日16時まで(翌日朝から購入可能)、当日11時以降・受け取り2時間前までに予約しましょう。予約個数は計5個以上からですって。詳しくは、肉まん研究所のブログ記事をご覧あれ。

なお営業時間は火〜金が7時〜18時30分。土日祝が9時〜18時30分とのこと。月曜祝日日は、火曜日がおやすみになるようです。連休明けの日はご注意を。

肉まん研究所